ヨミコのデザイン工房

デザイナー&ブロガーのヨミコが、 WEB制作の事を書いたり書かなかったり。

アニメ版大好きな私が実写版「美女と野獣」を見て来たよー

こんにちは。

という訳で見て来ました。実写版、美女と野獣。

www.disney.co.jp

私はアニメ版が大好きなので、DVDも持っていて、もう何回も見てます。

そんなこんななので、ストーリーは知ってる状態での視聴。

今更言うまでもないけどこれはミュージカル映画なのでミュージカル嫌いな人は見ない方がいいよ。
まあ、ディズニー系はほぼミュージカル映画しかないけど…

あ、当然の様に

ネタバレ注意!










実写版美女と野獣の良いところ

  • 映像がとにかく美しい

凍り付いた呪いの城の描写はゴシック好きにはかなりの眼福。
主人公ベルの住む村も、中世辺りのフランスの田舎の村、という雰囲気で童話の様で美しいです。
有名な舞踏会のシーンはとっても力が入ってましたね。ポット夫人役、エマ・トンプソンの歌声も素晴らしく、ロマンチックで素敵なシーンになっています。美女と野獣の代名詞とも言える、ベルの黄色のドレスに金の刺繡が施されるシーンはこのお城は呪いのお城でもあるけど、魔法のお城でもあるんだなあ、という実感が持てる名シーン。
ベルが村の裏庭から周辺を見晴らすシーンは、牧歌的で美しいシーンになっています。
他にも絵画の様に美しいシーンばかりですが、特に印象に残ったシーンを挙げてみました!

  • 一人きりの晩餐会のシーンが圧巻

Be our guest、のシーンはアニメ版で大好きなシーンなのですが、とっても豪華なシーンになっていて、賑やかで良し。
また、ルミエールの中の人、ユアン・マクレガーの素晴らしい歌声が堪能出来るのも実写版ならではの新要素だと思います。

  • 個人的に好きなシーンがちゃんとしてた

城に入って来た村人を家臣たちが追い返すシーンがコミカルで痛快で好きなのですが、実写になってもちゃんとコミカルで痛快だったので良かったと思います。ただ、ここのBGMがBe our guestのアレンジで好きなのですがこれはアニメ版の曲の方が賑やかでよかったですねえ。
狼を追い払う野獣のシーンもとってもカッコ良くなっていてよかったです。

  • エマ・ワトソンはかわいく、王子はカッコよく、ガストンですらイケメン

俳優さんは美男美女ばかりなので実写化するとすごいことになる、は実写化あるあるのひとつだと思います。
エマは美人、というイメージでしたが今作ではかわいらしいベルになっていました。個人的にベルは大人っぽいヒロインだと思ってたんだけど、あれはあれで可愛くてよし。
アニメ版の唯一うーん、と思っているところは王子に戻るとあんまカッコ良くなくて、野獣の方がかわいいじゃーん、なところなのですが、今作では王子もちゃんと好きになれるイケメンなのでそこは良い。
そしてガストンはイケメン。基本アニメ版よりも更にワルイヤツになっているガストンなのですが、ワルイヤツだけど、イケメンすなあ、と何度も思った。
見る人によっては王子よりガストンの方が好みなんですけど!?ってなりそうです。(笑)

  • 追加された曲はどれも良い曲

ベルを帰したあとの野獣の心情を歌い上げた曲、ベルのお父さんの曲、ベルのソロ、小さい頃の王子のソロ、たぶん他にもあったけど、追加になった曲が多数ありました。
どれも名曲で既存曲に違和感なく溶け込んでましたね。
特に野獣のソロはエンドロールでも使われていましたがかなりの名曲です。あの為にサントラを買ってもいいくらいだ。
好き。

  • 野獣とベルの過去のエピソードの追加

主人公二人に過去のエピソードが追加され、感情移入がよりし易くなりました。また、それによって二人の共通点も生まれ、絆が深まりました。これは、アニメ版の設定を更に深めただけなので余計な追加、という印象は持ちませんでした。良い補完だったと思います!

  • あの人の描写が追加に

原作では影が薄かったある人の描写が追加になっています。ちょっとした種明かしとしてクライマックスで明かされます。これも良い追加。

  • 残酷描写がマイルドになっていた

私は普段殺伐としたシーンも嫌いではないですが、この映画には無くて良いと思います。
全体的に誰かが傷付いたりするシーンがマイルドになっていたのは、親子で見る時などにとても良いと思いました。
ディズニーらしい。

  • 男性キャラも活躍するのが、イイね!

最近TVで見たアナ雪や昨年見たマレフィセントはそれぞれ、姉と妹、魔女マレフィセントとオーロラ姫、という所謂百合もの…というか女性同士の絆を描いた作品で、いや、王子(と相手役)あんまり活躍してないやーん!ってなったのですが、本作は野獣も戦うのでそこがいい。
時代の流れかディズニーヒロインはどんどん強い女性が増えていますが、男性キャラの活躍も見たいので、その点、本作はとっても良いです。

  • エンドロールがカッコイイ

家臣たちは元の姿での出番が少なく、ほぼ吹き替え(とモーションキャプチャーもかな?たぶん)での出演ですが、エンドロールでは人間の姿に戻ったところが出て来ます。この演出がとってもカッコイイです!是非エンドロールおしまいまで見て下さい。素敵な俳優さんばかりなので、中の人のFANの方は一見の価値あり。

実写版びじょやじゅのちょっとなあ、なところ

  • アニメ版のお気に入りのシーンがちょっと残念になっていた

具体的には
「お城の呪いが解けるシーン」

「野獣がベルに図書室をプレゼントするシーン」
です。

呪いの解け方がちょっと分かりづらかったので、もうちょっと尺を割いても良かったと思います。アニメ版では禍々しいお城の装飾のガーゴイルが、天使像に変わる、という描写がありました。
今回も似たシーンはあったのですが今一つインパクトに欠けました。

図書室のシーンは、アニメ版だと野獣が目を閉じたベルの手を引いて、ベルが目を開けると壁一面の本があり、読書好きのベルが驚愕、のち歓喜、というシーンです。
ここのシーンは私的に
「野獣からベルへの初めてのプレゼント」
「わくわくしながらベルの手を引く野獣たんのサプライズ萌え」
「ベルのドキドキ感と図書室を目にした時の感動」
など二人の関係性においてとっても大事なシーンだと思うんですが、本作では話の流れで図書室?ああ、使っていいよ、風に流されていてしまったのが残念でした。

あと、ガストンの出撃シーンもアニメ版の方が迫力があったなあ。これは、アニメ版と違い、実写だと演じている俳優さんにあまり悪印象がつくのは良くない、という事と、全体的に穏やかでないシーンの描写が抑えられているため、仕方ないのでしょうけどね。

他にもアニメではこうだったなあ、っていうシーンは多数ありましたが、個人的には気にならない程度の改変でした。

  • フランスの話なのに…

特に白人賛美とか人種差別ではないですが、フランスの話なのに有色人種のキャストを一部起用しているため、いちいちツッコんでしまいます。
しかも昔のフランスなので、そんなに外国人に寛容であったとは思えず。
もうフランス人が英語を話すの自体はいい加減慣れたんですけど、いやここフランスだよね?この人どこの国の人?って我に返っちゃうのはどうなのよーと思いました。
SWもそんなかんじだったし、ディズニーの色んな国の人を起用しよう!という姿勢自体は支持しますけどね。
無理矢理でいいから、マダムは異国から来た素晴らしい歌手なんだ、みたいな描写があればちょっと説得力があったかも。
まあ、慣れろってだけの話なんですけどねえ…

  • 村人とお城のみんなの関係性はちょっと唐突

村人たちはお城のみんなのかつての家族だった、という設定が追加になっていて、人間に戻った時に再会する、という流れなのですが、ちょっと分かりにくかったです。結局大団円なので良いのですが、やや大味、とってつけた感は否めず…

まとめ:アニメ版好きでも見る価値はあり!

正直、ストーリー知ってるし、メディアの「泣きました!」コメントはほんとやめて欲しいわ…って思ってるマンですが、
うっかりちょっと泣きました。

演出や映像美、お馴染みの曲がスクリーンの大画面で見られるのも、中々良いものでしたよー。

アニメ版大好きなので、ちょっと辛口な目で見てしまう部分もありましたが、それを差っ引いても全体的には見て良かった!!と断言出来る作品でした。

恐らくロングランになるとは思いますが、劇場で公開されている内に、是非劇場でどうぞ!

今回は字幕版での視聴でしたが、元々ミュージカル好きな事もあり、山崎育三郎さんを始め、かなり豪華キャストの吹き替え版も見たいのでまた行くかも。

ではまた。

美女と野獣 オリジナル・サウンドトラック<英語版[1CD]>

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