ヨミコのデザイン工房

デザイナー&ブロガーのヨミコが、 WEB制作の事を書いたり書かなかったり。

【あの女優が怪演】デート~恋とはどんなものかしら~最終回レポ【副題回収】

こんばんは。Web&グラフィックデザイナーのヨミコです。

さて、もう既にレビューいっぱいあるんだろうけど、滅多にドラマを見ない族で、感想文が大の苦手な私のへっぽこレビューもネット上にあってもいいよね、何よりとっても楽しかった視聴していた時の気持ちを残しておきたい!という気になったので、フジテレビ月9「デート~恋とはどんなものかしら~」の最終回を語ります。

http://www.fujitv.co.jp/date/index.htmlwww.fujitv.co.jp

余談だけど前はデートで検索すると一番上が↑のサイトだったんだけど今見たらNAVERまとめに抜かれてました。NAVERSEOすごいね…

しれっとネタバレありですので、最終回見てからご覧ください。
また、評判になっているから今後見てみよう、と言う方は何がしかの方法で本編を見てからの当記事閲覧をおすすめします。

勿論、役名はちゃんと覚えてるんですけど未見の方にも分かり易くなる様に、肩書等で呼んであります。登場人物への愛がない、とかではないのでご了承下さいませ。

ざっくりとしたあらすじ

ニート男と国家公務員の堅物女が利害関係だけで恋愛感情無しで結婚しようとするラブコメディー。

最終回のあらすじ

※以下ネタバレです





ニート男と堅物女は別れ、それぞれ好意を寄せられた相手と付き合い始め、ラブラブな日々を過ごしていたが、なんだかんだでお互いを想っている、という事で周囲から丸め込まれ、納得が行かないままではあるが、結局元鞘に戻る。初回と同様に、山下公園(たぶん)でデートをするシーンで終わり。

感想

狂気の女優、白石加代子の存在感

…堅物女とニート男がバスで偶然出会う婦人の役を、白石加代子が怪演。たった数分の出番だけど圧倒的な存在感。ネット上では誰!!?怖い!!みたいな事言われてましたが、舞台メインで活躍している女優さんです。ちょっと怖い演技が特徴。近年では「泣くな、はらちゃん」←これも毎回号泣していた大好きなドラマ。のヒロインのお母さん役でお馴染み。
後に大事なアイテムとなる、リンゴを堅物女にプレゼント。

堅物女がニート男を忘れる為に書いた大学ノート、3冊分

…今彼にニート男を忘れる為には、相手の嫌なところを書き出せばいい、と言われた堅物女は、ノートにニート男の嫌なところ、嫌だった事を3冊も書き綴る。
これは、そこまで相手を見ていたからこそ書ける事で、ある意味ラブレター。思わずうるっと来た。ひたすら、ニート男を見つめていた堅物女のひたむきさに心が打たれる。

堅物女とニート男、お互いの幸せの為に、泣きながら土下座

…ドラマ史上こんなにみっともなくてこんなに美しい告白シーンがあったでしょうか。
お互い好きだとか一言も言ってないのにどれだけお互いを想っているかが伝わって来る最高のシーン。
お互いにこの人のこういうところが、私or僕では支え切れない!だから当て馬さん達、この人を幸せにしてあげて下さい!と泣き叫ぶんですが、それでも支え合っていきなさい、と周りのみんなから呆れ気味に説得されるのでした。
自分を顧みず、相手の幸せを心底願うってもうそれは愛ですよ…
この二人は恋をしない内に欠点も含めてお互いを愛してしまったのですねー。

当て馬二人が、いい人達過ぎて過去のトラウマが浄化される

…堅物女にはスポーツマンくん、ニート男にはヤンキー女がそれぞれ当て馬としている訳ですが、この二人がもう本当にいい人達過ぎて…
まず、相手が幸せになる為に自分は身を引く、という無償の愛が何とも泣けます…
あと、個人的に私は他人の恋愛に巻き込まれ、自分が幸せになる為に蹴落とされたり軽んじられたりした事が何度もあるので、(私は人の心の細かい機微がよく分からず、恋愛沙汰にもとても鈍いから、知らぬ間に地雷を踏んでいる事があったらしい)そういう事しないこの二人は本当に天使だ、と思います。
フィクションとは言え、恋敵に嫌がらせをしたり、周りにありもしない噂を言いふらして評価を落とす人の事は作中で大嫌いになるし、中の人の俳優さんも若干嫌いになる程嫌なので、二人が自分の恋愛最優先脳の持ち主でなくて良かったです。
別に、アンタが誰を好きでも構わんが私を巻き込まんでくれ←蘇るトラウマ

堅物女とニート男、それぞれ自分と被る部分がある

…堅物女:不器用で恋愛経験が少ない所に共感。熱しにくい点にも共感。あと一生懸命過ぎて空回るとか、人の気持ちが分からないとか、気になる男子にチョコレートが渡せない、とかもうあるある過ぎて、笑っちゃうくらい。
 ニート男:元ニートとしてはニートというだけで共感。でも本質的に他人に優しく出来ない駄目人間の私は、本質的に心優しい彼にはあまり感情移入出来なかった。ニートで厨2病だけど優しいとか、なんか最後の優しいに全部持って行かれる感が悔しい。

ヤンキー女の物議を醸す一言「楽しいだけの恋なんて、おままごとと一緒だよ」

…えっ…!?そうなの…!?そうかな…?そうかも…という説得力。

恋とはどんなものかしら

…最後の最後にサブタイトルネタがキター!!取り敢えず最終回の流れを見るに、恋は楽しい事ばかりじゃない、苦しい事のもある。本当の恋は傷ついてズタボロになること!?でもないよりはあった方がずっといい!みたいな事がこの番組のテーマだったんじゃないかなあ、と思いました…。違うかな?
恋どころかもう愛とはどんなものかしら、くらいの勢いだったけど…
そもそも堅物女とニート男は今後うまく行くのかどうかが全く未知数なんだけど…でも、なんとか上手く行って欲しい。
それにしても、恋とはそんなに茨の道なんでしょうか。

世界一ピュアなキス

ニート男と堅物女にはくっついて欲しかったんですが、ラブシーンが全然想像つかなかった。けれど夕陽の当たる部屋で、初めてキスする二人や、月夜の縁側で寄り添いもせずにまったりと話し合う二人を見てたら、なんかこういうビジネスライクで戦友みたいなカップルがいてもいいかな、と思いました。お見合い結婚でうまく行った、という場合もたくさんありますしね。

延長10分のエピソードはちょっと余計だったかも

…よくある、昔実は二人は会っていたんだよ!!!というエピソードがあるアイテムを通じて描かれるんですが、これはベタ過ぎていらなかったかなあ、と思います。二人共覚えてないから余計に。潜在意識で運命の人に会っていた、みたいのって私はあんまり好きじゃないんですよねえ…
なんか一気に陳腐になってしまう気がして。


あまりドラマを見ない私ですがデート、は大好きなドラマになりました!!

なんか、題名がシンプル過ぎてかえってとっつきにくかったんじゃないかなあ、と思うんで、この記事を読んで見てみたいな、と思う方が一人でも増えたらいいなあ、と思います。

やっぱりこう…ロングバケーション、略してロンバケ、みたいなタイトルの方が月9らしいのではないかと思うんですよね…(ロンバケ見たことないし月9だったのかどうかとかよくしらないけど)

とは言え、最終回でがっかりする事もなく、とても良いドラマでした。

2時間スペシャル等でまた二人が戻って来てくれるといいなあ、と密かに思ってます。
放送中、毎週毎週リアルタイムで見ていたドラマは久しぶりだったので。

ではまた。
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