元当事者による、うつ病と薬の話。※あくまで私の場合
こんにちは。Web&グラフィックデザイナーのヨミコです。
さて、浅野さんの脱貧困ブログに気になるネタがあったので、元うつ病当事者としてちょっと口出しせずにはいられなくなりました。
記事のざっくりした内容
- 浅野さんのお友達が5年間抗うつ薬を飲んでいるが、良くなっている気配がない…薬の意味はあるのか?
- 薬に頼るよりも、おかしい事はおかしい、と思える自己肯定感を養った方が、結局はうつ病が治るのでは?
うんうん!
記事の内容と言い、お友達にうつ病の方がいるからか、とてもうつ病の事分かって下さってるかんじがします。
まず、本題に入る前に浅野さんも記事内で仰ってる事とは言え、大事なことなので何度も言いますが。
自己判断による断薬は最悪、命が危険に晒される可能性がありますので必ず医師の指導の下行って下さい。
その上で、元当事者として、抗うつ薬についての考え方を述べます。
以前もサラっと書いた記憶がありますが、私が劇的に良くなったのは規則正しい生活を始めて、からですね。
そうして、「最近元気だね」と主治医に言われる様になってしばらくして、「もう薬はいいかな?」と言われて、断薬、という形だったと思います。
うつ病時代の事は時系列がはっきりしない事も多かったりするんですけど…。
いつも思ってたんですよね。
「この薬効いてるのかな?」
って。
今でも薬のお陰で治ったとは全然思ってない訳です。
ただ、人によっては薬が効いたケースも聞きますので、抗うつ薬なんて意味無い!とまでは言えませんけど…。
元当事者としては薬よりも
- 治ると言う意志
- 規則正しい生活
- 栄養バランスの取れた食事
- 比較的良好な家庭環境
- 日光、というか高気圧
- 認知の矯正
の方が大事だと思います。
一つ一つ、解説します。
治ると言う意志
適切な治療を受ければ、時間はかかりますが治す事は可能です。
うつ病じゃなくなりたい…なあ…くらいでいいので、治る意志を持つ事が治療には必要かと思います。
規則正しい生活
朝起きて、夜寝ましょう。それだけで大分調子が良くなります。
これはうつ病以外でも健康の秘訣なので、なるべく心がけましょう。
栄養バランスの取れた食事
食べ物も大事。
比較的良好な家庭環境
ご家族の理解も大事です。但し、毒親からは逃げましょう。
日光、というか高気圧
未だに低気圧は苦手です。
認知の矯正
何故うつ病になるまで頑張ってしまったのか?今自分が思ってる事は正しいのか?の矯正をします。浅野さんの記事内の
病気治しより生き方直し
という事ですね。
書き出してはみましたが、じゃあそれをする方法はどうしたらいいの!みたいになる事柄ばかりですね。
やはり、薬を使うかどうかは別として、素人が一人で足掻くよりかは、専門家の力を借りた方がいいかと思います。
ただ、薬漬けにしてくる医師もいますのでそういう医師には気を付けて下さい。
薬漬けにしてくる医師は、名医ではありません。
自分で何とか出来るのは
「治ると言う意志」
と
「規則正しい生活」
でしょうか…。
断薬を推奨する訳ではないのですが、元当事者としての意見でした。
一つだけお願いがあります。
これを読んだ現当事者の方。
どうかこれが足りないから駄目なんだ、これも自分には出来ない、と思わないで下さい。
上に挙げた薬よりも大事な事は、どれも、治った今だからこそ思う、という事なので、今現在、うつ病で苦しんでる場合は難しいと思います。
そしてそれは病気のせいなので、あなたのせいではありません。
私はあなたを責める意図でこの記事を書いた訳ではありません。
時期がくれば、きっとこの記事の内容が分かる時が来ると思います。
ではまた。
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