ドラマ「偽装の夫婦」について語るよ
こんばんは。Web&グラフィックデザイナーのヨミコです。
日テレの「偽装の夫婦」が面白くて毎週見ています。
あらすじ
20歳の時初めて付き合った男(沢村一樹)に捨てられてから心を閉ざして、女王様のような微笑みと、嘘くさい敬語、地味な服装で心を閉ざして生きて来たヒロイン(天海祐希)は、ある日初恋の男性と偶然再会。
久しぶりに会った初恋の男性は恋愛対象が男性だと気付き、すっかりゲイとして生きていた。
母親が病気と聞かされた初恋の相手から、夫婦のフリをしてくれ、と言われ、ヒロインは渋々承諾。
夫(仮)は依存心が強く、ヒロインに甘えてばかりのダメ人間だが、他人に寛容な懐の深さがあり、明るく元気で、たまに漢気を見せる熱い男。
そんな夫(仮)に少しずつ惹かれるヒロイン。
鉄面皮に隠された毒舌も徐々にはみ出し、心を開き始めるが…ヒロインは本当に夫(仮)を心底愛してしまい、恋愛対象になりたい、と思う様になる。
どうするヒロイン…!?偽装結婚はどうなる?
このドラマの良いところ
ヒロイン、天海さんの演技、美しさ、時々登場する心の声のブラックさ。
心の声は口調が乱暴で愛もなくてちょっとなあ、と思うんですけど、夫(仮)に対してだけ当たりがソフトなのがなんかいい。かわいい。(笑)
ヒロインが心を閉ざした過程は何となく他人事とは思えない…!つい応援してしまう。
嫌なこと、面倒なことが起こるとすぐ本の世界に逃避してしまうのが、人と上手く関われなくて同人誌ばかり読んでいた頃の自分と重なります。
また、天涯孤独なヒロインの育ての親の叔母の一家が中々いいかんじ。
一見意地悪に見えるも実は家族を思っている!?叔母とヒロインに秘かに恋心を抱いていた売れないマジシャンと、年収の高い旦那に捨てられたちょっとイタイ妹キャラの従兄弟達がいい味出してます。
キムラ緑子さん、なんか癖になりますよね(笑)NHK朝ドラ「ごちそうさん」で見た時からかなり気になる女優さんです。
今回も非常に貫禄のある意地悪演技で…でもなんだか、意地悪な中にも優しさや、これまで何があってこんな風になってしまったんだろう、と想像の余地のある演技をされる女優さんなんですよね。
私は地味にキムラ緑子さんのFANかもしれません。
かなり癖のある叔母一家+ヒロインが、回が進むごとにどんどん家族っぽくなるのが魅力。
そして、偽装結婚の筈がヒロインと夫(仮)もどんどん夫婦っぽく見えて来てしまって、普段の会話とかなんか想像しちゃいます。
う~ん…なところ
ゲイ=オネエ言葉というのは安直。
核心に触れようとすると邪魔が入るというストレス溜まる展開がちょっとイライラします。
コメディなんだろうけど、ちょいちょいゲイやオネエを笑いのネタにしてるでしょ?って取れるところがあまり好きではないです。
ネタにしていい事でもないと思うので、私は笑えないです。
ゲイってそうじゃないよね?と思うことが結構あります。
まあ、私にゲイの何が分かるの、と言えば、異性愛の私には分からない事もいっぱいあるんだろうな、というかんじなんですけどね。
レズビアンの知人はいるけどゲイの方とお話した事はないし…。
あと、沢村さんの演技がちょっとわざとらしいな、と思う時もあるんですが(FANの方にはごめんなさい)、そちらは段々馴染んで来たかんじがあります。
が、そんなう~ん、なところを差し引いても、全体的に続きが気になる展開なので、つい見てしまう。
こんなにハマるとは思ってもみなかったです。
脚本家の方、女王の教室、や家政婦のミタ、そして朝ドラ史上最もドロドロしている、と悪名名高い純と愛も執筆されてたそうで。
この中では純と愛を途中まで見て投げ出してしまったので、私は今回が遊川さん脚本作品初視聴となります。
過激な作風で知られる遊川さんですが、最近登場人物への当たりがソフトになったそうなので、あまりヒドイ展開にしないであげて欲しいなあ、と思います。
ヒロインには幸せになって欲しい。
でも、俺はゲイじゃなかった!女だけどお前は好きだ!みたいなのもゲイってそういう事じゃないでしょーってなるから、それはそれでどうかとは思うんですが…
うーん。本当に最終回どうなるのか全く読めないです。
引き続き、まったり見守ろうと思います。
願わくば見るんじゃなかったーーー!!っていうラストにはしないで欲しいですね。
ではまた。
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