警備犬を育てた熱い男!山川良博さん【NHK特集】
こんばんは。Web&グラフィックデザイナーのヨミコです。
※この子は警備犬ではなく、自衛隊所属の子みたいです。NHKで特集されてて、興味を持ったので、警備犬について調べてみました。
警備犬とは
警備犬(けいびけん)とは、日本の警察において警備・捜索活動や災害現場で被災者の救助などを行えるように訓練された犬である。
犯人の追跡等を行う警察犬とは別に設置されており、爆発物の捜索やテロリストの制圧、災害救助などの警備任務を目的として運用されている。
警視庁と千葉県警で育成している様です。
任務は下記の様に多岐に渡ります。
警備犬は、犯人(テロリスト)の制圧や、爆発物捜索犬として爆発物の捜索を行う。また災害救助犬として被災者の捜索を実施するなど、ハーネスや鈴を付け替えることにより、1頭で複数の任務を行う事が可能である。
東日本大震災の時に活躍した警備犬の様子
※被災地の写真がありますので閲覧注意
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/sinsai_attention/photo.htm
災害救助犬と警察犬、と警備犬
災害救助犬は社団法人ジャパンケネルクラブが1990年から育成を開始したそうで、他の自治体も育成しています。
警備犬も広義には警察犬ですが、色々と任務は異なる様子です。
警察犬の中にトイプードルがいるなんてびっくりしました。ダックスフントがいるのは知ってましたが…(犬好きの私は働く犬も気になります)
警備犬を災害救助犬に育成したのは、山川良博さん
特集では山川良博警部が引退なさるというエピソードと共に、警備犬の事が紹介されていました。
この山川警部は、元々1985年(昭和60年)8月12日の御巣鷹山の日航機事故の際に、もっとたくさんの人を救いたい!その為にはもっと短時間で広い範囲の捜索が出来る様にならなければ、という事で嗅覚の発達した犬を訓練して救助に役立てる事を思い付いたそう。
始めは「そんなの上手く行く訳ない」と言われたそうですが、今日(こんにち)では救助の現場で警察官と共に働く犬、の光景は見覚えのある方も多いと思います。
山川警部は警備犬育成の第一人者だそうです。
一度は定年退職しましたが、呼び戻されて、現場に復帰されたそう。さすが第一人者ですねー。
山川警部の熱い思いが、たくさんの警備犬達が活躍する土壌を作ったのですね。
災害救助の現場に警備犬を伴うまでに、そんな苦労があったとは知りませんでした。
山川警部の事をもっと知りたいな、と思い、山川警部と警備犬達の事を書いたの本が無いかな、と調べてみましたが今の所ない様です。(見逃していたら情報下さい)
ライターの方はチャンスですよ!
まとめ
特集の最後には後輩の警察官達を伴って、御巣鷹山を慰霊に訪れる山川さんが映っていました。
御巣鷹山には悔しさと現場の状況のトラウマから、事故以来、足を踏み入れた事はないそうですが、こう言った事故が起こった時に人命救助への強い使命感を持って欲しい、との事で、敢えて後進達を伴って向かったそうです。
今後は現場に入るのは引退するものの、警備犬の訓練は続けられる様です。
勿論、災害救助犬が活躍する様な災害が起きないのが一番いいです。
それでも、いつ起こるか分からないのが自然災害。
災害が発生した時に、一人でも多くの人命を救う為に頑張る山川さん、そして警備犬達には今後も頑張って頂きたいです。
ではまた。
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