結局まれが言いたかった事がよく分からなかった件
こんばんは。Web&グラフィックデザイナーのヨミコです。
何回か拙ブログにも登場している、NHK連続テレビ小説、まれですが、無事に最終回でしたね。
最初の頃は応援してたんですが…
個人的にまれが農協の融資を受けて自分のお店をスタートさせて、さあこれから!という時に妊娠発覚、の流れから、なんだこれ…と思ってあまり楽しめなくなってしまいました。
勿論、妊娠が悪い訳ではありません。
おめでたい事ですし、子供が出来て人生に深みが増す、という事はあると思いますし、実際子供が出来てまれのケーキ作りにはヒントも生まれたし、
ヒロイン幸せになりやがってー!という妬みとかでもありません。
ただ、ヒロインは地道にコツコツ、を信条とする性格だったのに、それはないだろう!と思ったんです。
まれのストーリーの問題点
流されるままに生きて来たらたらイケメンと結婚出来て、仕事もそれなりに順調☆
という棚ぼた物語にしか見えないので、なんだか共感しづらいんですよね…
一応、ケーキ作りに努力してた描写などは多少ありましたが、まれは主に揉め事しか起こしてないですし…
で、大体まれが悪いんですが、そこは反省しないで、周りが悪い事になるんです。
まれのお店にバイトの子が入って、その沙耶さんがとても謙虚で、過去の自分を反省する、という描写は良かったと思うんです。
というか、全体的にまれがコンクールを目指す事になってからの描写は良かったですね。終始あんなかんじだったらもう少しまれ頑張れ!!と応援出来たんですけど…
他の部分の、挫折の描写がいちいち軽いというか…
大体まれに悪意を向ける人がいて
↓
でもまれの天真爛漫で努力家な性格のお陰で丸め込んじゃった☆
って挫折になってないし…
Twitterでまれの感想見てると、「まれの性格が嫌いでたまらない」みたいな感想いくつもあって、その度にまあまあ落ち着いて、と思ってたんですが、終わってみた今となっては同意出来る点もあります…
ファンタジーとして楽しもうとしたんだけど…
「あまちゃん」はファンタジーとしてアリでした。
普通の子が海女を目指していたと思ったらアイドルになっちゃって!?っていうストーリーは、あり得ないんだけど、ファンタジーとして楽しめたんです。
ただ、「まれ」はまれに悪意を向けて来る人達がなんだか的確に嫌なポイントを突いてくるので、ファンタジーだし、ドラマだし、お話しだしな( ´ ▽ ` )とこちらが歩み寄ろうとすると我に返ってしまうんですよね…
とは言え、役者さんと音楽担当に罪はない
坊主憎けりゃ袈裟まで、というのもどうかと思いますし、演出や脚本はもうちょっとなんとかして…!と思いますが、俳優さん達には罪はないと私は思います。
田中泯さんと田中裕子さんの演技はとにかく素晴らしかったです。
私もこんな夫婦になりたい、と思う理想の老夫婦像でした。
あとは、同じドランクドラゴンの相方同士でありながら、作中ではお互いピンでキャラ立ちしていて、「ドランクドラゴン両方出てるね」って人に言われるまで気付かなかったドランクドラゴンのお二人もすごかったですね。
芸人さんでありながら、俳優として馴染み過ぎです!
勿論他のキャストも素敵でしたが、私はこの4人が特に気になりました。
音楽担当の澤野弘之さんは素晴らしい
ガンダムUC以来、数年に1作程度しかアニメを見ていないのですが、その中で音楽いいな、と思うと大体澤野さんがコンポーザーでした。
今回もメインテーマの英語版を始め、ファンタジーや夢に溢れた曲調の曲が多く、多彩な引き出しをお持ちの方だなぁ、と改めてFANになりました。
澤野さんは他にはアニメ版「進撃の巨人」の劇中のBGMなどの作曲をなさってます。
アニメの話ですみません!
まとめ
そんなかんじで今ひとつ後半に行くにつれて楽しめなかったまれですが、なんだかんだ完走してしまいましたので、それなりに心惹かれる部分はあったのでしょう。
次回の朝ドラ「あさが来た」は、もう少し「なんだこれ…」部分が少ない事を祈ってます…
ではまた。
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