ヨミコのデザイン工房

デザイナー&ブロガーのヨミコが、 WEB制作の事を書いたり書かなかったり。

小学校時代の友達になれたかもしれない、素敵な人の思い出

こんにちは。Web&グラフィックデザイナーのヨミコです。
とろくてだらしない格好をしていた私が小学校から延々いじめられてた話は以前も少し書きましたが

yomikodesign.hateblo.jp

それでも当時はいじめられてる、って気付いてなかったので、小学校の時は人生で一番楽しかったですね。

あれ、もう楽しい事がないみたいな言い方になってしまった…
楽しい事はこれからもある筈!なかったら寧ろ巻き起こします。

そんな比較的まったりのんびり生きていた頃の私の、一番の思い出は、小3、小4の時のクラスのこと。

私の通っていた小学校は2学年に1回クラス替えだったんですね。
つまり、1、2年のクラス、3、4年のクラス、、5、6年のクラス、というかんじになっていました。

で、3、4年のクラスの頃の思い出話。

みんなのまとめ役だったIちゃんという子がいました。

Iちゃんは健康的に日焼けしていて、活発でリレーの選手。
背も高くて、みんなに優しい、相手が男子でも間違ってたら取っ組み合いの喧嘩をする、自称じゃなく、誰もが認めるリーダー。

そんな素敵なIちゃんも、中学時代はややいじめられっこ寄りになってしまっていたので、私の通ってた中学校、どんだけ闇が深いんだ、と思います…。

当然の様に、学級委員をやったり、とにかくいつも彼女の周りには人がいました。

彼女が言い出したんだったかどうか忘れちゃったんですが、
この時のクラスは、みんなアダ名で呼び合ってました。

今にして思えば、皆で犬の名前っぽい名前で呼び合う、っていう他愛もないかんじだったんですけどね。

学校生活において、人気がないキャラが、クラスメートから取られる態度をご存知ですか??


  • 班組みでいつも余るからゆううつ
  • おにごっこで鬼ばっかり
  • アダ名をつけて貰えない

のです。

いや、逆に不名誉なアダ名をつけてからかうっていう心ないいじめもありますけどね…

私の場合は、学生時代はずーっと、苗字にさん付けばっかり。
だから、今、ブロガー仲間の皆さんやらが、ヨミちゃん、って呼んでくれるのとっても嬉しい。

そんな私が初めて貰えた犬の名前のアダ名は、自分ではあまり気に入っていなかったけれど、呼んで貰えた事もあまりなかったけれど、それでも皆の仲間に入れたみたいで、嬉しかったのです。

そしてもうひとつ嬉しかったこと。

私は足が遅いです。50m走は11秒台。運動会の徒競走はいつもビリ。とにかく体育が大嫌い。今でも運動は嫌い。

だから、純粋な鬼ごっこはとっても不利。鬼で皆を捕まえる時には、どんなに頑張っても追いつけないから。
逃げる側の時もそう。すぐ捕まってしまうから、何回も何回も鬼になってしまう。
色鬼やケードロ等、逃げるのに速さを必要としない遊びは好きでしたが、鬼ごっこは嫌いでした。

この時のクラスでは(まずここがすごいと思うんだけど。)休み時間は皆で遊ぼう!とIちゃんが言い出して、一緒に遊びたい子は誰も仲間外れにならずに一緒に遊べるシステムがあって。

私はそれが嬉しくて。
男女混合で遊んだのはそれが、初めてでした。

でも、やっぱり足が遅くて、とろくさい私は、その日も、鬼ごっこで鬼。
もう…3回め。きっと今度も誰も捕まえられない。
せっかく仲間外れにならなくても、これじゃあな、と泣きそうになってると、Iちゃんが颯爽と言ってくれた。

「もう3回めの鬼だから、鬼はヨミコ以外の皆でジャンケンして負けた子にしよう!」

皆もIちゃんがそう言うなら、という流れに。

「これからは、誰かが2回鬼になっちゃったら、3回目からはその人以外でジャンケンして鬼を決めよう!!」という事になり、実際にそのルールは履行されました。(まあ、私みたいに3連続で鬼になるような鈍くさい子は他にはいなかったので、あまり使われていないルールでしたけどね・笑)

懺悔します。
私は活発で元気でハッキリ物を言う、ボーイッシュで男の子みたいなIちゃんがちょっと苦手だった。

リレーのアンカーで自分のチームの前を通る時、Vサインをする彼女が羨ましくてたまらなかった。

でも、Iちゃんは、こんな私の気持ちを知ってか知らずか、本当に私の事や、皆のこと、クラスのことを考えてくれていた優しい人だったんだな、と今なら分かるよ。

  • おにごっこで鬼ばっかり
  • アダ名をつけて貰えない

そんな今いちクラスで人気がなかった小3、小4の頃の私の心を助けてくれたのは、後にも先にもIちゃんだけでした。

今どこでどうしてるかな。

中学校の時にいじめられたので、小中学校の知り合いとはきっぱり縁を切ってしまいました。
なので、その後の彼女がどうなったかは分からないけれど、今も優しい人なんだろうなあ、と思います。

当時は上手く友達になれなくて、残念だったな…
それとも、Iちゃんは私の事も友達だと思ってくれてたのかな。
今なら上手くちゃんと友達になれそうな気がするのにな。

学生時代はずっといじめられてて、辛い事ばかりだった気がしてたけど、Iちゃんみたいな、真に大事にするべき友達候補もいたんだな、という思い出話。

ではまた。
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