ヨミコのデザイン工房

デザイナー&ブロガーのヨミコが、 WEB制作の事を書いたり書かなかったり。

2キロ痩せた結果、新たなチャレンジが生まれた

おはようございます。

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最近2キロほど痩せました。

健康診断で計ったので気のせいではないと思います。

久しぶりにこの数字を見ました。

元々そこまで太ってはないのですが、下半身は太いです…

なので、痩せたことは素直に嬉しいです。

今日は2キロ痩せた事によって生じた変化について書いてみます

もっと痩せたいという気持ちが生まれた

どうせ何をしたって痩せないんですよ、と若干やさぐれていましたが、成功体験によって出来るじゃん、と思い、意識が変わりました。
また、生まれつきお腹がぽこん、となっている幼児体型なのですが、なんとかせねば…という気持ちがより強くなりました。
でもまあ特に何もしてないんですけどね…←石橋を叩き過ぎるマン

現状維持しなければ!!と間食に気を付ける様になった

おせんべいとかチョコパイとか、お腹が空くと間食していましたが、最近はチーズを食べたり、お豆腐を食べたりしています。
とにかく、2キロ痩せたままの体重でいたい。
本当はすっぱり間食止めたらいいのでしょうが、それはそれで辛そうなので、カロリー控えめなら食べていいことにしています。

料理をする様になった

糖質制限で痩せたので糖質制限メニューを自作する様になりました。
元々料理は好きなのでたまにしてましたが、よりする様になりました。
実家暮らしなのに甘え、母にいつも作って貰っていますが、今後は作り置きを頑張って、少しでも母の負担を減らして行けると良いです。

気持ちが軽くなった

正直、自分でも見た目に変化はないと思います。2キロごときではそりゃそうだよなー、ってかんじですけど。
なので私、すごい変わったなあ!とかはないんですが「痩せたしな~♪」ってちょっと顔を上げて歩ける様になりました。

体重計に乗る様になった

元々私は何ヶ月かに一回しか体重計に乗らなかったのですが、痩せてから維持へ気持ちが向いて、太ったかな?大丈夫かな?って前よりは乗る様になりました。ダイエットはまず体重計に乗るところからですからね…
これは良い変化です。

おまけ。痩せた方法※Not万人向け

特に運動はしてないです。(ただ、元々歩くの好きなんで結構歩いてはいる)
この本のおかずを食べていたら痩せました。

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正直そこまで美味しい、という物が少なかったり、作り置きとしては日持ちしないものもあるのですが、糖質控えめにすると大して運動しなくても体重落ちるんだなあ、と思いました。
糖質制限が効くかどうかは人によるし、糖質制限が体に良いかどうかはまだまだ科学的にどうなのか、という時勢ですが、私には効きました。
とは言え、人といる時は気にしない、とかたまには糖質制限関係なく食べるよ!!などゆるふわにやっています。
別に健康上問題あるほど太ってる訳じゃないし、無理すると、続かないしね。

レシピ本がなくても、何を食べると太りやすいのかなど糖質制限のことが分かる様になって来たので、今後は気を付けて行きたいです。

糖質制限はお肉は食べられるので肉好きの私には向いています。お米好きな人にはつらいかも…

まとめ:何事も成功体験は人を強くする

ずっと一番痩せてた時から8キロ太った事が気になっていたので、少し減って良かったです。

歩いててショーウィンドウに自分が写った時、「相変わらず、私って冴えないなあ…でも、2キロ痩せたのはえらい!!」と思える様になったのでこれは良い変化ですねー。

今後も無理せず体型維持、頑張って行きたいです。

ではまた。

うつ病バイブル漫画「うつヌケ」レビュー

おはようございます。

さて。いつかはレビューしなきゃあ、と思いつつ、うつの事を文章にするにはうつでない時にしか出来ない、ということで何となくスルーし続けた「うつヌケ」のレビューをします。

こちらは石ノ森章太郎さんのサイボーグ009を愛する私にとってはかなりツボな絵を描かれる田中圭一さんの単行本です。

うつヌケとは

そのタイトル通り、うつから抜けるヒントの詰まった本です。

本、と言っても漫画ですので、文字を追うのがつらいうつ病でも何とか読める。

とは言え本当に気力がないと読めないので、そういう時は少しずつ読みましょうね~

そもそも買った本を全部読まなきゃいけないっていう法律はないんです。

なので、ゆっくり読めばいいです。

色々な人の発症からうつヌケ、までの体験談をまとめています

著者の田中圭一さんを始め、
筋肉少女帯大槻ケンヂさん、
セクシービデオ監督代々木忠さん、
脚本家一色信幸さん、ほかのうつ病発祥~克服するまで、を丹念に描いた作品です。

個人的には「マンガで分かる心療内科」の原作者であり心療内科医のゆうきゆう先生が出て来たり、オタクの神様、コミケの立役者、米澤嘉博さんの弟子の牛島えっさいさんのお話が印象に残ってますが、まあ元々知ってたり、自分の興味がある分野だからかなあ。(笑)

他の登場する方のエピソードもどれも参考になりますよ。

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何よりも、著者である田中圭一さんのインタビューが、とっても良いんですね。

相手を責めない、でも聞くところは聞く。お人柄が偲ばれます。

そして、全体的にうつになったのはあなたのせいじゃない!とネガティヴなのはそういうDNAを持っているから、などうつ病当事者への配慮が行き届いた本です。

編集者の方も作者の方もうつヌケ経験者だ、ということで、ここまでうつ当事者に寄り添った作品は中々ないのではないかなあ、と思います。

個人的に印象に残ったフレーズ

「うつは風邪なんてなまやさしいもんじゃない、うつは心のガンだ!!」

ガン患者の方からしたら、不謹慎かもしれません。

しかし、私はこの一文を読んで、よくぞ言ってくれました!!と思いました。

私はうつ病になってたくさんのものを失いました。

高校を卒業して、18歳~30歳までの間、まともに働けず、年収は100万程度しかありませんでした。

高校は進学校でしたが、無事に大学に進学出来た同級生たちと違い、私は進学出来ませんでした。今でも高卒であることにたまにコンプレックスを感じます…。

支えてくれる両親はいましたが、モテないので結婚して経済的に夫に頼ることも出来ず、本当につらい日々を過ごして来ました。

今でこそ、正社員ですが、まともに働けずにフリーターをしていた頃は、まともに就職している友人たちに合わせる顔がなく、集まりに参加するのもなんだか気が引ける日々でした。

今でも同世代から見たら底辺みたいな収入しかありませんし、本当にうつ病に人生をめちゃくちゃにされました。

もう、これは風邪なんかじゃない、風邪と一緒にしないで、と思う時はあるので、大変励まされる一言ですね。

やっぱりうつヌケには家族や支えてくれる人がいた方が良さげ

これは他の本にも頻繁に書いてあるし、私もそうなんだろうなあ、とは思っているのですが、
独身で家族は両親しかいない私からしたら、ああ…やっぱり…この本にもそう書いてあるのか…と思うばかりです。

そもそも、親以外の誰にも心を開けない人間からしたら、これほど取材されてる本でも、そうなのかあ…ってちょっと何とも言えない気分になります。

はぁ。早く一緒に生きてくれる人を見つけないと…。

絵がかわいい

本編とは関係ない個人的な話ですが(笑)

絵が好きだ~
実は田中圭一さんはうつヌケ以外の連載をたまにお見掛けしていたのですが、石ノ森章太郎さんや手塚治虫さんの流れを汲んだ素晴らしい絵を描く人だなあ、と思っていたんですよね。

恐らくご自身で塗っているであろうカラー原稿もCGを使われて綺麗に描かれているのが素敵なんです。

何よりも50歳を過ぎて漫画を描き続けるなんて素晴らしいですよね…

私はその半分の20代半ばで絵を描くのを辞めてしまったので、情熱が続くのがすごいと思います。

しかもうつ病になったというのに、ずっと漫画を描き続けていらっしゃるのは本当にすごい。

会社員として働きながら漫画も兼業出来るなんて私からしてみたら最早、超人です…

まとめ:うつ病精神障害に悩む人は、是非、元気な時に読んでみよう

この本にはうつから抜け出す考え方のヒントがたくさんあります。

ただ、他のうつ病患者の体験談もありますので、現在うつ病精神障害の当事者の皆さんは、元気がない時には読まない事を強くおすすめします。

人の体験談を見て、鬱鬱とした気持ちが蘇ったり、この人は自分と同じ様な目に遭っているのに乗り越えられたのに比べ、自分は…となってしまう可能性もあります。

なので、当事者の方は調子が良い時に少しずつ読むのが良いと思います。

下記で、途中まで無料で読めるので、こちらで読んで続きが気になるなら購入してみる、というのも良いかもしれません。

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それにしても、うつの人は働けなくなる人も多いから、カラーページもあるし、厚さも充分、内容も濃いのに比較的安価の1,000円に設定されたのかなあ、と思うと田中さんのうつ病仲間への愛を感じずにはいられません。

是非、元気な時に読んでみて下さい。何かしらヒントや希望が見つかると思います。

こちらの本は当事者にも元当事者にも、すべての精神障害に関わる人の一家に一冊!
というくらい私には響きました。
ぜひ(笑)

これからもうつ病漫画家、田中圭一氏のより一層のご活躍を応援したいと思います。

ではまた。


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