うつ病経験者の私が敢えてうつ病の人達に、アドバイスしない理由
こんばんは。Web&グラフィックデザイナーのヨミコです。
さて、このブログの運営理念は
「うつ病の人を自分の生き方で励まし、ブログの楽しさをもっとたくさんの人に伝えたい。」
なのですが、今日は「うつ病の人を自分の生き方で励ます」部分のお話です。
うつ病や生きづらさをなくしたいなら、こうしたら治るよ、とアドバイスする記事を書いたら良いのに、そこが知りたいよ、と思う方もいると思うんですが…
実はそれでは駄目なんです。
私も今より酷くて日常生活もままならない状態の時に、こうすればうつ病は治る!と言ったHPやブログ記事、たくさん読んだし、本も読みました。
でも、駄目だったんです。
読んだ後はそうか、治るのか…治らない病気じゃないんだな、と少しだけ気持ちが上向きました。
でも、それだけ、なんです。
少しだけ気持ちが上向くだけで、どうしても前に進む気にはなれないんです。
勿論、本に書いてあった事をやってみる気力も湧きません。
うつ病にかかると無気力になります。
寛解した今では自己啓発関連の本を読んだら早速何か一個やってみよう!と思って実際実践していますが、当時はほんと出来なかったですね。
うつ病の時に出来なかった事一覧とその理由~
規則正しい生活をしなさい
↓したってどうせ治らないし
考え方のクセを直しなさい
↓そもそも考え方のクセが分からない
焦らない事です
↓いやだって毎日歳を取る訳だし、焦るに決まってるでしょ
いま、うつ病が寛解して、漸くあの時のあの文章はそういう事か、と実感はしてますが、当事者の時はそんな事考えられないし、気付けないです。
うつ病の人達に、こうしたらなんとかなるよ、とは言わないし、言えないです。
上述した通り、
「それが出来ればやってるよ!」
と追い詰めてしまうだけだからです。
ブログにこうしたら治ります、治りました、とは書きません。
(そもそも何故治ったのか自分でもよく分からないですし)
自分で気付くしかないんです。
冷たい言い方の様になってしまいますが、お医者さんや薬、カウンセリング、運動療法等はあくまで補助で、結局は自分でどうしてこんなに生きづらいのか、何が自分を追い詰めるのかに気付いて、立ち直るしかないんです。
ただ、私自身はうつ病は寛解しましたが、だからと言って今うつ病で苦しむ人達を無視する事は出来ません。
私は治ったからそれでいーもんねーとは全く思ってないです。
冒頭にも書きましたが私は「うつ病の人を自分の生き方で励ましたい」のです。
とても苦しい日々を過ごして来たから、
同じ様に今とても苦しい日々を過ごしている人達に、治るんだ、という希望を持ってもらいたいんです。
という訳で、これからもアドバイスになる事は書かないし、書こうとも思ってないのですが、背中で育てる、じゃないですが、
このブログを読んだ悩める人が何か一つでもヒントを得てくれたら嬉しいな
と思うのです。
立ち直った人の例、になりたいのです。まだまだそんなに立派な人間じゃないですが(;´Д`)
個人的に、うつ病の人にアドバイスしない、というのはとても大事なことなので、その辺りはまた改めて記事にします。
少しでもこのブログを読んで、うつ病って治るんだ、治ったらこんなに楽しいのか、と思って貰えたら私はそれでいいのです。
そういう人をどんどん増やして、この世からうつ病を失くしたいです。
これからもブログは続けて行きますのでいつでも来て下さいね。
ではまた。
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