思わぬトラブルになるかも!?ネット上の画像は勝手に使ってはいけません~著作権入門~
こんばんは。Web&グラフィックデザイナーのヨミコです。
最近色々なブログを見ていて気になること。
ブログに漫画の画像を使っているブロガーさんや、アニメの画像を使っているブロガーさんがいる∑(゚Д゚)
うん、私もオタク寄りなので気持ちは分かります。
ドラゴンボールや、スラムダンク、ワンピース等有名な漫画の画像など、使うと盛り上がるし笑えますよね!
けれどそれは本当はやってはいけない事です。
何故ならその漫画やアニメの画像の著作権は、作者にあるからです。(アニメの場合は原作者から版権買い取ってたりもありますけどこの辺を説明し出すと記事の長さが5メートルくらいになっちゃうからここでは割愛)
著作権侵害は犯罪であり、被害者である著作権者が告訴することで侵害者を処罰することができます(親告罪)。著作権、出版権、著作隣接権の侵害は、10年 以下の懲役又は1000万円以下の罰金、著作者人格権、実演家人格権の侵害などは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金などが定めれれています。
出典:
著作物を無断で使うと? | 著作権って何? | 著作権Q&A | 公益社団法人著作権情報センター CRIC
罰金、訴訟に発展する可能性も…
今はGoogleの画像検索ですぐに素敵な画像、ネタ画像が出て来るので、つい使っちゃう気持ちは分かります。
けれど、他人の著作物は勝手に使ってはいけませんので、使いたくなった時は、罰金、訴訟に発展するリスクを負ってまで使いたいのか?を今一度考えてからにした方がベターです。
親告罪なので、著作者本人が訴えなければ罪には問われない(少し乱暴な言い方ですが)んでしょ、と思いますか?
確かにプロ漫画家さんはいちいち自分の作品の画像がどこに使われているか?等チェックする時間は物理的にないと思いますので、黙認している場合がほとんどです。
告訴!罰金!!というのを除いたとしても、もし自分で頑張って描いた絵や、構図に拘った写真が他人のブログで勝手に使われていたら、どう思うか、を考えたら、答えは自明ですよね。
ブログで公開して貰えて露出が増えたんだからいいじゃーんって考え方をする人は私とはモラルの観点が異なりますし、説得出来るとも思わないので、どうぞ、そのまま我が道を進んで下さい。
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特に、ディ◯ニーは危ない。(危な過ぎて怖くて伏せちゃった )
ミ◯キーの絵をプールに描いたらペンキで塗りつぶせ、と通達が来た、
一般人がディズニーランド楽しかった!という画像を上げたら消して下さい、と連絡が来た、という噂もあったりします。
しかしながら、これらは都市伝説という話もあり、営利目的でなければ黙認されている?という説もあります。
詳しくはこちらに。
http://dic.nicovideo.jp/t/a/ディズニー
以上のことから「ディズニー=著作権ヤクザ」といったマイナスイメージは今現在も深く根付いているが、実際にディズニーに著作権違反でクレームや訴えがあった事例は全て無断の営利目的に対するものだけである(しかもその内の一つはディズニー本社に同人誌を直接送りつけるという非常識極まるもの)。
というわけで、一応非営利な二次創作に関しての著作権への執着はそこまで過剰では無いと思われる。事実、などの海外のサイトではディズニーに関する二次創作(健全なものからエログロなど過激なものも含む)は何十万という数が描かれており、その全てに対しディズニーが動いたという事例は未だ一回も無い。
結局どうなのかよく分からない。アメリカは訴訟大国ですし、
ざっくり言うと、ディ◯ニーネタを扱う時は特に気を付けて!!
とだけ覚えて下さればいいかと思います。
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とは言え、画像がないブログは味気なくてやっぱりちょっと寂しいですよね。
私も文字だけのブログ更新する事もあるので、文字だけのブログが駄目!とか言いたい訳ではありませんが。
使っていい画像も勿論あります。
この3つは、使っても大丈夫です!
①自分で描いた絵、撮った写真
②Amazonにリンクを貼る
③フリー素材
①自分で描いた絵、撮った写真
これはまあ、解説不要ですよね。
しかし中には写真公開NGな建築物があったり、タレントさんには肖像権があります。
また、私もブログでは顔出ししてませんが、ネット上に写真を載せて欲しくないお友達もいるかと思いますので、人物が写ってる場合にはきちんと本人に許可を取ってから公開しましょう。
風景に人物が個人特定可能なレベルで写っている時は、顔をボカすのがマナーです。
画像はうちのわんこです。たぶん友達です。少なくとも飼い犬です。画像の掲載許可は取ってあります。
(理解しているかどうかは不明ですが)
②Amazonにリンクを貼る
商品紹介等で使いたい時はAmazonのリンク等を貼りましょう。
こんな感じで埋め込むと画面が華やかになりますね。使っているブログサービスにもよりますが、アイキャッチにも使えます。(ちなみにはてなブログはアイキャッチに設定出来ます)
この本は号泣する程響いたのでその内記事にしますね。
商品画像そのものをAmazonから引っ張って来て載せるのはNGです!
あくまで、Amazonが著作権料を権利をお持ちの方、等しかるべき所に払っているから使用出来る、というだけなので、必ずAmazonへのリンク、という形で使用しましょう。
③フリー素材
ネット上では、フリー素材として、寧ろ使って下さい!と公開されている画像もあります。
たくさんあるので、好みのサイトがあったらブックマークしておくと次回からアクセスしやすくなりますね。
イラストのフリー素材もありますよ。
フリー素材と混同しやすいのがロイヤリティフリーの画像です。
こちらは使用は許可されてるものの、別に使用料が設定されている場合がありますので、注意しましょう!
この画像は使ってもいいの?と、心配になったら、写真素材サイトの利用規約を読んでみて下さい。
営利目的は可だけど、ゲームの背景、映像への使用は要連絡…等皆さん分かりやすく記載されてます。
ちなみに少し話はズレますが、写真が好きで、自分の撮った写真をフリー素材サイトで使って欲しいな!という場合は投稿制のフリー素材サイトに登録すると、より自分の写真が広まるので、とにかく使って欲しい!見て欲しい!という方は投稿してみてもいいかもしれませんね。
写真販売サイトと比べるとハードルも低めですし。
日本国内のサイトのフリー素材は既にあちこちで使われててなんだかなぁ、という拘り派のあなたはこちらを。
http://labs.hasegawahiroshi.jp/ccflickr/
http://labs.hasegawahiroshi.jp/ccflickr/
こちらは
世界中の写真が集まる flickr。その中から営利目的でも使用できる Creative Commons の写真だけを検索できます。ウェブデザイン、フライヤーの制作などにご利用下さい。ただし撮影された内容に著作権、肖像権等を含む可能性があります。利用方法につきましては Creative Commons Japan FAQ をご覧下さい。
他にも写真を探す手段は色々あります。
素材探しに便利! クリエイティブコモンズ画像を入手できる5つのサイト | ライフハッカー[日本版]
海外の写真は見るだけでも、とっても楽しいですね。クオリティの高い写真もたくさんありますし!
私は英語に自信がないのと、毎日更新のスピード重視の為、今のところ、国内サイトの画像のみでブログ画像を作っています。
写真サイトではないので、元の写真自体、よりもデザインのインパクト重視、で考えております。
長々と書きましたが私自身、唯の一(いち)コンテンツ産業従事者であり、著作権、法律に関しての専門家等ではありませんので、本日の記事に関して、誤りがございましたら、ご指摘頂ければと思います。
はてなブックマークのコメントはあまり読んでおりませんので、メールかTwitterでお知らせ頂けると助かります。
メールアドレス:yomikodesign@gmail.com
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タイトルとは真逆ですが、上述の通り、使ってもいい、とされている画像を使っていい範囲で使う分にはネット上には、使ってもOKな画像もたくさんありますので、事前に利用規約をしっかり読んで、楽しいネットライフを!!
ではまた。
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