ヨミコのデザイン工房

デザイナー&ブロガーのヨミコが、 WEB制作の事を書いたり書かなかったり。

4月の第4週のNHK連続テレビ小説「まれ」にぼっち解消のヒントがあった

こんばんは。Web&グラフィックデザイナーのヨミコです。

先週放送分の「まれ」は泣けました。

私は再放送組なので土日に一気に見る事が多いんですが、「あまちゃん」以来、メイクしてる時に泣いてしまう、という事が何度も起こるので、メイク中の朝ドラは気を付けた方がいいです。
(あまちゃんからずっと見てるので、私はそろそろ学習するべきです。)

この話は過疎気味の石川県の能登半島に、東京で夢を追ってばかりで失敗続きの駄目父(大泉洋さん)率いるまれ一家が夜逃げ同然に移住しててんやわんや、という話です。(ざっくり)

先週分あらすじ(読むのが面倒な方は赤い文字からが本題なので赤文字までスクロールで飛んで下さい)

まれ一家は元民宿の桶作家に住むことになります。
桶作家にはツンデレ文(ふみ)さん、とその夫、塩田で働く、無口で朴訥としてるけど優しい、元治さんの老夫婦が住んでいます。

先週の放送「さよなら桜もち」では、東京に出て行った実の息子一家が、リストラに遭い、能登でやり直す為に桶作家に住みたいとやって来て、まれ一家はやはり本当の家族で一緒に暮らすべき、と一度は身を引いて、桶作家を出て行くのですが、実の息子一家の打算的な態度に、老夫婦が心配になったまれ一家は、実の息子一家とまれ一家、どちらが桶作家に住むのに相応しいか、クイズ対決します。
クイズ対決のシーンは、文字で説明すると馬鹿馬鹿しい、と思うんですけど、実際見ると感動のシーンになってました。そこで泣いた(メイク中に)
結局、どちらが上とか下とか血の繋がりがあるとかないとかじゃないよね、皆がこんなに文さんの為に必死になってくれるのなら、もうそれでいいんじゃない?という元治の話もあり、実の息子一家からのたっての願いもあり、まれ一家は桶作家でまた一緒に暮らす事になります。

この「さよなら桜もち」一連の回では、桶作家とまれ一家の絆が描かれるんですが、元々は他人同士だった2家族が、8年一緒に暮らす事によって、お茶の好みの温度、好きなお風呂の湯加減などに、実の息子一家以上に詳しくなっている点や、別々に暮らし始めても、思わず「ねえ、これ文さんだったら…あっ(今はもう一緒に住んでないんだったと思い出す)」と、まれ母(常盤貴子さん)が言うシーンもあったりして、なんていうか、長年一緒に暮らしたら血の繋がり云々関係なく、家族になれちゃうんだなぁ、と思いました。

これって、全てのぼっち族達にとって、朗報なんじゃないかなぁ、と思うんですよ。
勿論、ドラマと違って、現実はこんなに上手く行くことばかりではないとは思いますが…

将来ぼっちで辛くなったら、シェアハウスに身を寄せたり、それこそIターンして、地域の人たちと関わり合って生きて行けば、血の繋がりなんてなくても、なんとかなるという、希望を感じました。考えてみれば、夫婦も元々他人ですしね。

これから先家族が作れるか分からない私にとっては、結婚出来なくても家族が持てるかもしれない、という選択肢はとても勇気付けられる気がします。

あと、個人的には私にはもうお祖父ちゃんがいないので、元治さんを見ると少し切なくなります。
私もいつか、孫、ではなくなってしまうんだなぁ…
文さんの、バスを見送る姿も、私が帰る時はバスが見えなくなるまで手を振ってくれた、父方の祖母を思い出させて、そこでもうるっと来てしまいました。(メイク中に)鬼籍の祖母にはもう会えないので余計に…

そんな、ちょっと切ないまれ、4月第4週でした。

今後は地方再生、の話になるのかな?
地方再生は副テーマで、主題は「夢を諦めない」みたいな事かな、と思いますが。
あまちゃんの時も思いましたけど、地方再生って熱いテーマですよね。
私も全てを捨てる覚悟でIターンしちゃおうかな、と思う時があります。結局出来ないと思うけどね(;´Д`)

ではまた。

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