フランス人は10着しか服を持たない、レビュー。アメリカ人のブロガー本!
こんにちは。Web&グラフィックデザイナーのヨミコです。
「フランス人は10着しか服を持たない」を読み終わったのでレビューです
最初に言っておくと、ファッションの本ではありません。
タイトルで損をしている感がありますね…。この本に限らずそういう本って結構多い気がしますが。
この本はエレガントな女性になる為の、生き方や、考え方の本です。
とは言え、堅い自己啓発本ではなく、あくまでも女性らしいゆるふわな語り口で、押し付けがましくなく、こうした方が素敵じゃない?という考え方を提案してくれる本です。
著者のジェニファーさんは、ティーンエイジャーの終盤に、フランスに留学していました。
その時に出会った家族やマダム達はアメリカ人とこんな所が違った、こういうところが学びになった、というエピソードが、失敗談等を交えて、ユーモアたっぷりに紹介されています。
元々はブログで更新していたものを、本にまとめたもの、という事です。
アメリカでも、ブログの書籍化があるんですね^^
パリのエスプリ(機知)に溢れた考え方は、人として、女性として、参考になる部分が多々です。
また、パリの貴族の末裔のお家でのホームステイ体験は、とっても憧れる部分が多いです。
古いヨーロッパの家屋って、素敵ですよねえ…。
表題になっているフランス人は10着しか服を持たない、について。
これは、たくさんの服を買って、似合わないスタイルで消費するよりもシンプルで上質な服を10着だけ持ち、自分のスタイルを確立する方が、身も心も、クローゼットもすっきりする、という考え方です。
10着だけでワードローブはどうするの!?っていう意見も分かるのですが、
ワンシーズン10着、合計40着なので、まあ、少ない!!ってほどの枚数ではないと思います。
オシャレが苦手な私には中々辿り着けない境地ですが、いつか、そんな風になれたら確かにクローゼットがすっきりするだろうなあ…。
やや語り口に癖が強いかも
訳者の方の癖が文章に多々にじみ出ています。
なんというか、翻訳ものにありがちなテンションというか、わざとらしさというか…
人によってはそこが鼻につくかなあ、と思います。
あとは著者がアメリカ人、という事で、どうしても欧米大好き!という目線で語られていますので、欧米アレルギーの方は注意が必要です。
まとめ:こんな人におすすめ!!
- 女子力不足を感じているが、何から始めたら女子力が上がるかわからない人
- エレガントな女性に憧れる人
- クローゼットがパンパンだけど、いつも着る服に困っている人
- 欧米文化(特にフランス)に憧れを持つ人
全体的には女性向けなので、男性が読んで楽しいのか、は中々に疑問です。
読んでみた男性は良かったら感想を教えて下さい!
それにしても、人間は、年齢を重ねれば重ねるほど深みが出て良し、とする欧州の文化は羨ましいなあ、と思います。
日本の、若さが全て!!特に女は!みたいな社会はなんだか生きづらいです。
ちょっと話がズレちゃいましたが、エレガントな生き方に憧れる貴女は、是非読んでみてはいかがでしょうか。
ではまた。
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タイトル通りの本だと思うと、がっかりするのかな?