ヨミコのデザイン工房

デザイナー&ブロガーのヨミコが、 WEB制作の事を書いたり書かなかったり。

AC(アダルトチルドレン)から抜け出す為の超優良書「毒になる親 一生苦しむ子供」読了

こんばんは。Web&グラフィックデザイナーのヨミコです。

最初に言っておくのですが、私はAC(アダルトチルドレン)ではあるのですが、親はそこまで毒親ではなかったので、毒親持ちの方からすると、今日の記事は少しずれているかもしれません。

とは言え、読んだ本自体の価値には変わりはありませんので、毒親持ちだった人の話しか聞きたくないね!という方以外は良かったら読んで下さいね。

さて、以前こんな本を読みました。

yomikodesign.hateblo.jp

そして、続編のこちらのAmazonレビューを見ていると、本日レビューした本の紹介がありました。

アダルト・チャイルドが人生を変えていく本

アダルト・チャイルドが人生を変えていく本

  • 作者: アスク・ヒューマン・ケア研修相談室
  • 出版社/メーカー: アスク・ヒューマン・ケア
  • 発売日: 1997/10/15
  • メディア: 単行本
  • 購入: 7人 クリック: 18回
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という訳で今日はこの毒になる親、のレビューです。

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社+α文庫)

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社+α文庫)

読んでいる最中からこれは絶対に絶対にブログ記事にしなくては、と思ってました。
そのくらい素晴らしい本です。

本の内容は?

題名がちょっと過激ですよね。「一生苦しむ子供」って…。

でも、内容は一生苦しまない為にどうすればいいか、という内容ですので、題名に驚かないで下さいね。

自身もACだったこれまでに数千人に及ぶクライアントを診て来たカウンセラーの筆者が、数々のクライアントの例を出しながら、ACの人の生きづらさの原因を徹底究明して行きます。

特徴といえるのは、その優しい眼差しです。

自己啓発本の中には、口調が厳しく、うつ状態の時は読み進めるのが苦しいものもあるのですが、こちらはある程度日常生活を送れるレベルの方なら、読んでいてつらい、という事はないと思います。

※但し、クライアントの体験談を読んでフラッシュバックが起きる可能性はありますので、その辺りは注意です。

また、著者の主張は「親を許さなくてもいい、大事に思わなくてもいい、何なら絶縁してもいい」と終始一貫しています。

これはホっとしますね。

親=敬うべきで敬わない奴は悪!!みたいな風潮がまだまだ日本には根強いですからね。

どうやら私ACらしい、と気付いてから他のACの方からもFacebook等でコメントをよく頂きますが、「親を許してあげなきゃいけないんですよね」って言っている方、本当に多くて。

それを、しなくてもいいよ、ときっぱり言ってくれる著者。親を許したくても許せない人達のどれだけ救いになる事か。

個人的には毒親とは絶縁が一番と思っております。

本編で扱われている毒親の種類

各章ではこんな困った親達が紹介されています。

  • 神様の様な絶対君主の親
  • 育児の義務を放棄した親
  • 子供を支配しようとする親
  • アルコール中毒の親
  • 言葉の虐待をする親
  • DVの親
  • 性的虐待をする親

そして、それぞれについて、こんな親に育てられたあなた、だから生きづらいんだよ、自分のせいじゃないよ、親は選べないんだよ、だから自分を責めないで、と言った事が書いてあります。

ただ、勿論自己憐憫だけではない

可哀想に、あなたは悪くないよ、だけでは終わらないのがこの本の素晴らしいところです。
(そもそもそういう本は私は良いとは思わないです)

ちゃんと、毒になる親問題を自分の心の中で解決して、自分の人生を取り戻そう、と力強いメッセージも含まれています。

そして、毒親の連鎖を止めよう、という提案もあります。

虐待された子どもは虐待してしまう親になってしまう、という悲しい話がありますよね。

けれどこの本はそれを止める事が出来る、と主張しているんです。虐待を受けていた方には、一縷の希望となるのではないでしょうか。

私もずっとうつ病が治らなかったので、子供はいらない、とずっと思っていましたね。

今はいてもいいかな、と思いますがそもそもパートナーがいないし、年齢的にも半分くらいは自分の子供を持つことは諦めていますが…。

セラピーの要素はやや控えめ

先にハードカバー?で出版されたとあとがきにあり、そちらはもう少し自分で出来るセラピーについてページを割いていた様ですが、文庫化にあたり、そちらは割愛されてしまっています。

こんなワークがあるよ

セラピー要素は控えめですが、怒りや悲しみをノートに書き出してみよう、というワーク等は多少あります。

読むだけでも非常に為になります。

定番のインナーチャイルドを癒そう、という話もあり

AC(アダルトチルドレン)について関心を持っている方は、一度は見かけた事がありますよね。インナーチャイルドへの呼びかけの仕方も、勿論書いてあります。

離れ技の提案も

世の中には、毒になる親からは逃げる事が推奨されている本やHPなどが多いですが、こちらの巻末では
「親に直接全部言ってしまおう」という提案がされています。

うおおおお…攻めるなあスーザン・フォワード(著者)は。だから苗字もフォワード!?

親が既に他界してる場合は、手紙を書いたり、ロールプレイによる解決を提案しています。

とは言え、直接対決して上手く行く親なら、最初から毒親ではないので、個人的には直接対決はどうかなあ?と思います。

最も、著者は、直接対決すれば親も分かってくれるよ!!毒親じゃなくなってくれるよ!!という脳内お花畑極まりない提案がしたい訳ではなく、直接対決によって、AC当事者が胸の内を全て吐き出して、この先の人生をより良く生きられる様に、という事が言いたい様です。

ふむふむ。いちいち仰る通りです。とてもしっくり来る本です。

ちなみに私も激昂すると未だに親を直接責めてしまいますが、この本に書いてあるのと同じ反応しかされた事がないので、冒頭でうちは毒親ってほどじゃあないよ、と書いたけれどももしかしたら私がそう思っている(思いたい?)だけなのかもしれないですね。

全体的に絶賛ばかりしてしまいましたが、AC、毒親育ちの方は本当に読んで損がない本です。

何よりも、一人でもなんとか解決出来そうな作りも、人に相談しづらい心を開きづらい生きづらい族にはおすすめ出来るかんじがします。

でも、やっぱりカウンセラーやセラピストなどの専門家の力を借りた方が良い方向に向かうと思いますが…。

パートナーが理解があるなら話して支えて貰うのもアリ、と提案されています。

まとめ:こんな人にオススメ!

  • つい自分の妻(or夫or性別問わず恋人、パートナー)や子供にイライラし過ぎてヒステリーを起こしたり、暴力を振るってしまう。一体何故だろう
  • 周りの人と上手く人間関係が築けない…そう言えば親とも上手く行かなかった
  • どうやら自分がACだと分かった。生きづらい…。この先どうすればいいんだ
  • なんかどうもうちの親、変だったらしい。最近話題の毒親かも…?
  • 親から、精神的、身体的、性的問わず、虐待を受けていて、今も苦しい

ACを直したい、という方は読んで損をしない名著ですので一読をおすすめします。

ではまた。


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