うつになってから誤解していたこと、気付かなかったこと
こんばんは。
今更だけど冬季うつのことを振り返ります
前回の冬季うつ闘病記の続きです。今日からしばらくその辺の事を書きます。
とか言いつつ、途中で気が変わる可能性もありますが…
前回から日が開いてしまいました。
かなり良くなってからの振り返り記事です。もうほぼ良くなっているので今の私はもうちょっと元気ですが、今後の為、及び同じ病気の方の参考になればということで記録です。
元気になった経緯を書き留めておく事で、次の冬にずどーん、と来ても自分の記事を読んで、また、元気になるんだ…!という希望を抱きたい。その為の記事です。
あと、せっかくたくさん書いたのでリサイクル。(笑)
3月くらいまでは働くだけでいっぱいいっぱいで、他のことがあまり出来ませんでした。他のことというのは家事の手伝いや、人に会ったりです。良くなってからのことはまた明日以降に書きます。
会社は休んだり遅刻したりが多かったですが、何とかクビにならずに済みました。
待遇面などで、100%気に入ってる訳でもないですが、やっぱり定収入がある方が気持ちは落ち着きますから、これは良かったです。
トータルで休んだのは5日間程度です。これはいつもより多いです。
さて、今日は「気付き」についての色々です。
自殺願望の話があり、重めなのでメンタル不調な方は元気な時に読んで下さいねー
気付き、とは何か
これはもしかしたらうちのカウンセリングの先生用語かもしれない。
誰かから言われたり、本の中の一言で、考え方の癖や、思い込みに、
自分でも「そうだったんだ!」
と合点が行く瞬間を先生は「気付き」と言います。
心屋さん風に言うと「パッカーン」です。
心屋さんと言えば、この本は良かったです。
その内レビューしたいです。(と、思ってる本が何冊かあります)
気付きその①うつ病辛すぎワロタwww
いや、笑えない(真顔)
もう人生の半分以上うつ病患者として生きて来たので、辛さとか麻痺状態でよく分からないです。
だけど今回の冬季うつでは、うつ波(うつは?うつウェーブ?)がダーッと来て
「もうダメだ」
「真っ暗」
「どこにも行けない」
「死にたい、楽になりたい」
という気分の時に
「うつは辛い」
「もう嫌だ」
という言葉が出て来ました。
そうか、私は辛かったんだなぁ、と思いました。
うつ病はつらい。
当たり前過ぎて気付かなかったけど、つらい。
もしかしたらつらい、と思ったのは初めて?久しぶり?かもしれません。
そうだったんだ。ずっと感情が麻痺してたんだなあ。
治りたいなあ。
気付きその②自殺願望は辛いものらしい
月に1回くらい死にたい、と思います。
冬場などの具合が悪い時期だと割と常に思っています。
以前の勤務先で同僚が、営業成績の不振からビルの吹き抜けで下ばかり見ていた、と言っていました。
彼は、「死にたい」と思ったのはその時が初めてだ、と言っていました。
私は衝撃を受けました。
そんなに、「死にたい」と思う人ばかりではないんだなあ、という事に、衝撃を受けました。
マジでか!?そうなのか!?
みんなは毎日死にたいって考えたり(これは中学の時)月に1回ペースで死にたいって思ったり(これはいま)しないんだ!?
嘘でしょ!?ほんとに!?
いや、いきなり「死にたい」って思った事ある??とか友人にも聞きづらいのでサンプルが元同僚一人しかいなくて恐縮なのですが…
とあるワークショップに行った時に、
「死を思え」
と言われた事があります。
人生は短いのだからやりたい事をやるといい、という意味です。
私にはピンと来なくて。
その理由はと言えば、
私にとって、
イジメられていた中2の頃から、
うつ病を患った高1の頃から、
死とは常に身近なものであって、
寧ろ
そうすれば楽になるんでしょう?
という最終手段の様に思えるものでした。
うつを患ってから(いえ、正確には喧嘩する両親に怯えていた子供の頃から)
長生きしたい、と思った事は一度もないです。
所が、
雨宮まみさん、という方が逝ってしまった時に彼女について書かれたとある掲示板で、私はハッとする事になります。
書き込みそのままではないけど、こんな事が書いてありました。
「ずっと死にたいと思って生きて来たのかな?そんな人生って辛過ぎる」
※雨宮さんの死因は自殺かどうか明らかにされてないので、話半分にどうぞ。彼女の名誉の為にも
私にとって、死にたいというのは常に横にあったもので横、というかもしかたら背後霊の様なものだったかもしれないけど
言うなれば、
ずっと、「死を思って」いたので、
「死を思え」
と言われてもピンと来なかったのでしょう。
なんというか
うつ病も自殺願望もつらいものだと言う事に漸く気付いたのです。
まあ、つらいものだったんだ~と気付いたところで、そうなんだ~知らなかったなあ~って思うだけで大発見ではないかもしれないですが、気付いているかどうかは大事だと思います。
…たぶん
気付きその③:うつ病患者は、疲れても分からない
冬の間は、日に日に食欲が落ちて行っていました。
今は大分回復して、寧ろ食べ物美味しいです\(^o^)/食いしん坊ばんざい!となっていますが。
元々食が細いのであまりたくさんは食べられないんですけどね。
食欲が落ちるのは私の場合良くない傾向の様です。
この様に、疲れても自分が疲れてるかどうか、よく分からなくなってしまうのはうつの特徴と言えるでしょう。
何なんでしょうねえ、これは。どうしてこうなっちゃうんでしょう。謎です。
気付きその④:ずっと無理をしていた
上記にも関連してますが、
色々とペースを上げてしまったせいで、無理をしていた事に気付きました。
前回の記事の通り、果敢に苦手な恋愛にチャレンジした結果、
好かれよう、好かれようと無理に頑張ってしまっていた事がわかりました。
しかしながら、性格が良ければ好かれる訳でもない、という事に最近漸く気付きました。
恋愛とは、好かれようと思っても駄目で、相性がきっと大事なのだと思います。
蓼食う虫も好き好き、という言葉もある事ですし、どんなに性格を磨いても、相性には勝てません。
(見た目がブスだし、もう年齢も年齢だから弾かれてる可能性もありますが・泣)
あとタイミングな!それも大事と思います。
それに、どんなダメ人間でも相手がいる場合も多々あるし、ダメだから恋愛出来ない訳じゃないのかもしれないです。
DV男が離婚後すぐ再婚したケースを間近で見たことがあります。
そもそも元々真面目系クズである私が、クズでない様に取り繕うとしても、長く付き合えば付き合うほど、クズな本性が露呈する訳で、クズでないフリをしたって、そりゃあ辛いよ、って話です。
クズな性格を直そうと思っても、限界があります。
今はある程度、これでも社会に溶け込める様になって来たのですから(正社員を4年もやれるのだからきっとそうです)クズのまま、生きる方が良いと思います。
勿論、どうせクズでーす!クズなんで仕方ないでーす!って開き直るのはどうかと思いますので、クズな部分は少しずつ改善していく気持ちは持ちつつ…
まとめ:自然体を心がけよう
物心ついてから、
世間一般で言うところの普通、になりたくて、必死で生きて来てしまいました。
けれど必死になればなるほど、色んなところが駄目になって行きます。
その最たるものが、うつ病の発症だったと言えるでしょう。
昔から染み付いた習慣を変えるのは中々難しいですが、真面目系クズとして、みんなと上手く、なるべく無理をせずに、共存していく道を探したいと思います。
ただ、「無理をしない」「自然体で」と言われてもずっと無理してきたし自然体で生きた事なんて小学生くらいまで、な私には理解出来ないしやり方も分からないのでした\(^o^)/
ではまた。
お知らせ。下記イベントでスタッフをしますので会いに来てやで。
※うつ病とは関係ないイベントです。
6月17日(土)です。奮ってご参加下さいませ!
www.kokuchpro.com